2011年01月08日

ニュージーランド視察旅行記

  

  
 西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


 年末年始を利用して、ニュージーランド・オークランドに行って参りました。
 オークランドはニュージーランド最大の都市でご存じの通り南半球にあるので、只今夏真っ盛り!と思いきや、日中の気温は滞在中20度前後で若干肌寒さを感じた次第です。(それでも白人の方々は海水浴を存分に楽しんでいる感じでした)フリーウェイも充実し、また移民の街として、シティ中心部には様々な移民の方々がレストランを営業しており、その味のレベルには驚かされました。ついイギリス系のイメージで食事にはあまり期待を寄せていなかった(すいません・・)私にとっては幸いでした。





年末年始のオークランド市内は休暇で人通りもまばらでした




 イギリスとの関係の深い国ではありますが、医療としてはGP(general physician)、いわゆる一般総合開業医が総合医として診療後、必要に応じて専門医を紹介するいわゆる欧米型システムです。

 オークランド市立病院は中心部からほど近くの高台にある、ガラスの多い開放感あふれる病院です。年末で通常外来は行っておらず、外来は近隣病院からの紹介患者さんのみ受付とのことでした。
 
 以前にアメリカ本土などの病院を見学したこともあるのですが、入口のインフォメーションからセキュリティが厳しいのですが、お国柄もあり、親身に皆さん対応いただけました。耳鼻咽喉科フロアーは上層の7階にあります。ご多分にもれず耳鼻科病棟は手術室から離れた(?)上の階にあるのが多いようです。エレベーターなども広くストレッチャーが余裕で入る作り。実際のベッド移動も楽々のようです。
吹き抜けの中はまだクリスマスツリーが飾ってあったりして、ほのぼのとした雰囲気でした。
カンファレンスルームも見させていただきましたが、耳鼻咽喉科領域の説明ツールやシェーマもあり、このあたりは日本と変わらないところです。

 日本以外のどこの病院に行っても思うのですが、殺伐として慌ただしい印象がないのは冒頭にお話しした一般開業医と病院との棲み分けがうまく機能しているからでしょうか。勤務医時代の外来を思い出して比較するとあの慌ただしさが昨日のことのように思い出されます。(但しニュージーランドでは予約を取って診察をしてもらうまでの時間が非常にかかるとのご指摘をいただきました)なかなか開業していると短期休暇でした海外に行くことができないので、勤務医時代に海外研修いけていたらなあと今さらながら思う次第です。



スカイタワーからの眺め。バンジージャンプもできます
奥がヨットハーバーになっており、たくさん停泊しています。
オークランドはヨット所有世帯率世界一なのだそうです。




オークランド市立病院



西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

医院ホームページ:http://www.umeoka-cl.com/
梅岡耳鼻科 レーザー治療専門サイト:http://www.umeokaentclinic.com/

住所:兵庫県西宮市樋之池町22-2
TEL:0798-70-3341
最寄り駅:阪急甲陽線 苦楽園口駅


  


Posted by 梅岡耳鼻咽喉科クリニック at 07:53Comments(0)耳鼻科 西宮