2010年10月01日

インフルエンザ予防接種について【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。

やっと10月に入り秋らしくなって朝晩が過ごしやすくなりました。
夙川の川べりも散歩されている方増えてきましたね。



さて表第のとおり当院にても10月13日水曜日より予約とさせていただきます。詳細は当院HPをご覧ください。

インフルエンザ予防接種 1回料金

大人 2000円
子供 2000円
65歳以上の方 1000円

となります。

 厚労省の規定通り当院でも12歳以下は2回接種を推奨しております。
今回のワクチンは既報の通り、A型・B型・新型インフルエンザ3つに対するワクチンです。
また通常の診療業務と平行して行いますので本数に限りがあります。対象は当院通院歴のある患者様およびそのご家族と限定させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。



西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

医院ホームページ:http://www.umeoka-cl.com/
梅岡耳鼻科 レーザー治療専門サイト:http://www.umeokaentclinic.com/

住所:兵庫県西宮市樋之池町22-2
TEL:0798-70-3341
最寄り駅:阪急甲陽線 苦楽園口駅
  


Posted by 梅岡耳鼻咽喉科クリニック at 22:28Comments(0)インフルエンザ 耳鼻科

2010年03月07日

リレンザ効かぬインフル、ミャンマーの患者【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


インフルエンザ治療薬のリレンザとアマンタジンの両方に耐性を持つ新たなインフルエンザウイルスを、新潟大やミャンマー国立健康研究所などがミャンマーの患者から発見した。
 別の治療薬タミフルは効果があるが、研究チームは「ウイルスの広がりを今後も監視していく必要がある」と指摘している。
 2007~08年にミャンマーのインフルエンザ患者から採取したA香港型ウイルスを解析。275例中2例に、リレンザとアマンタジンに耐性を持つ遺伝子変異が見つかった。
 タミフル耐性は季節性や新型のウイルスから多数見つかっているが、リレンザ耐性は季節性ウイルスから少数しか見つかっていない。同大の斎藤玲子講師(公衆衛生学)は「リレンザの使用量は国内でも急増しており、耐性ウイルスが広がる恐れもある」と警告している。

(2010年3月6日 読売新聞)




 新型インフルも一段落の中、ここにきて場違いな・・と思われるかもしれませんが、畢竟、来シーズン以降に関わる問題です。

 タミフル耐性の新型インフルエンザウイルスは日本国内においても小規模ながら報告されてきましたが、海外ではリレンザやアマンタジンにまで耐性が出てきているもようです。抗生物質と同じで、新薬でウイルスが駆逐されてもまた「敵もさるもの」 変異をして生き延びてきております。

 先日第一三共製薬さんからも発表がありましたが、従来の治療薬タミフルが効きにくいタイプの強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)にも効果がある吸入薬(1日1回でよいそうです!)が本年度中に認可・発売される予定です。

 今はインフル感染は5週連続で患者減少となっておりますが、次シーズン以降を踏まえての研究者の方々のたゆまぬ努力は続いております。


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年12月13日

インフル患者150万人、前週比2割減【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


国立感染症研究所は11日、全国約5000医療機関の定点調査をもとに算出した最新の1週間(11月30日~12月6日)のインフルエンザ推計患者数が約150万人となり、前週(11月23~29日)の約189万人から約2割減少したと発表した。
 患者のほとんどは新型インフルエンザとみられ、7月上旬からの累積患者数は推計で約1414万人となった。
 1医療機関当たりの患者数は31・82人。都道府県別で、最も多かったのは福井の60・66人、次いで大分の54・69人、山口の54・46人など。32県で警報レベルを示す30人を上回っているが、青森県と徳島県を除く45都道府県で前週の患者数を下回った。
(2009年12月11日 読売新聞)


 
 当院における外来患者さんでもインフルエンザよりも圧倒的に通常のかぜ症候群で来院される患者さんの方が多く見られます。花粉症・アレルギーはずいぶん落ち着いてきました。インフルエンザはとにかく全身症状がでやすいため、のどの痛み以外でも、発熱・頭痛・悪寒などを伴うことが多いです。いずれにせよインフルエンザもかぜも体力が落ちて身体の抵抗力が低下することにより、相対的に罹りやすくなるので温かくして、十分な休養が必要ですね。

 私も本日日曜日はゆっくり休養とし、好きな読書に充てました。当院としての来年の目標も考えております。院内のアメニティ充実・サービス向上・待ち時間の軽減も図りたいと思っています。

 また現在新型インフルエンザの予防接種をしておりますが、予定の本数を確保できず、ご期待に添えず申し訳ありません。受注量確定次第随時予約とさせていたたきたいと思います。


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年11月21日

ワクチン接種、小学4~6年・中学生を前倒し【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


厚生労働省は17日、新型インフルエンザワクチンの新たな接種スケジュールを発表した。
 成人への接種回数を2回から原則1回に変えたことでワクチン供給量に余裕が生じ、来年1月以降に予定されていた小学4~6年生や中学生の接種時期が2~3週間程度、前倒しになった。実際の接種時期は、ワクチンの流通状況などにより都道府県によってばらつく見込みだ。
 1歳未満の小児の保護者らと小学4~6年生は12月下旬から、中学生は来年1月前半から接種が始まる。
(2009年11月17日 読売新聞)




 これまでの接種回数が健康な成人の場合1回に変更となったこともあり、自治体での時期の前倒しはどんどん進んでいくかと思います。あとは手続きがスムースにいけば順次早くに接種可能かと存じます。当院におきましても逐一在庫状況を踏まえ広報させていただきます、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年11月03日

新型インフルエンザワクチン予防接種について【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


西宮市市役所のホームページに当院が受託医療機関として掲載され、お問合わせをいただいております。厚生労働省より11月初旬より、基礎疾患を有する患者さんより順次接種を開始するとのことですが、当院にはまだ新型インフルエンザワクチンの入荷予定、本数共にまだ未定の為、予約を取ることができていません。従って今後確定次第、院内、携帯およびホームページでお知らせしてまいりたいと思います、ご不便をおかけして申し訳ありませんが、ご了承ください。



西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年10月22日

新型インフル「過去の季節性感染で」免疫?【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


新型インフルエンザに対して、成人の多くはある程度の免疫を持つ可能性があることが分かってきた。データを分析すると、患者が増えているのは圧倒的に未成年。

 さらに新型用のワクチンの臨床試験では、1回の接種で成人の大半が十分な免疫を獲得できたことから、過去の季節性インフルエンザの免疫が、新型にもある程度働くという解釈で、厚生労働省のワクチンに関する専門家の意見交換会の見解がほぼ一致した。「ほとんどの人に免疫がない」とされてきた新型対策の見直しにつながる可能性がある。

 全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は、ほとんどが新型になった6月末以降、10月11日までで計20万人余り。年齢層別では10~14歳が最も多く、未成年が85%。最新のデータでは新規患者の90%が未成年だった。大阪大の岸本忠三・元学長(免疫学)は、「子どもと大人の発症率の差は行動の違いだけで説明がつかない。過去に類似したウイルスに感染したことが影響している可能性が高い」と指摘する。

 20~50歳代の200人に行われた国産の新型用ワクチンの臨床試験では、1回の接種で78%が十分な免疫を獲得した。国立感染症研究所の田代真人・インフルエンザウイルス研究センター長は「1回の接種で効果が出るのは、過去の免疫が呼び覚まされたから。今回の新型は、過去に流行した季節性の『いとこ』か『はとこ』なのだろう」と話す。

 だからと言って、成人が新型に感染しないというわけではない。米国でも当初、10歳代で新型が流行したが、その後ほかの世代に感染は拡大し、最終的に入院患者の半数が18歳以上となった。感染研の安井良則主任研究官は「今は、集団生活を送っている子供が感染の中心だが、時間をかけて成人に感染が広がっていく。成人の方が感染すれば重症化する危険性が高く、十分な注意が必要」と強調している。
(2009年10月22日 読売新聞)



 既報の通り、未成年の感染率が爆発的に増加するのは、ひとつは学校、クラブ活動内などでの濃厚接触によるものと考えられていました。かたやオフィス内でも空調の効いた密閉された室内でも、飛沫感染は十分ありうるわけですが、未成年に比して発症率が低いのもある程度の免疫があるからという理由だと頷けます。実際当院でのインフルエンザ陽性率も明らかに幼小児に多く、その両親、祖父母への『逆垂直感染』はわずかしか認められておりません。今後も新たな知見が出ると思われ、危急の対応が続きますが、慎重に動向を見守っていく必要がありますね。


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年10月21日

インフルエンザ予防接種についてのおしらせ【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


まだまだ季節の変わり目で大変体調管理に注意を払う必要がありますね。

 近隣の西宮・芦屋市内の小・中学校でも新型インフルエンザによる学級・学年閉鎖を耳にいたします。昨年同様に予防医学第一の観点から季節性インフルエンザ予防接種をできるだけ多くの地域の方々に接種したいと考えておりましたが、予約がすぐに埋まり、ご希望される方全員の分が確保できず申し訳ありません。

 引き続き新型インフルエンザ予防接種に関しましても在庫が確保でき次第予約を考えておりますが大幅に不足する事態も考えられます。HP、携帯サイト、院内掲示にてお知らせします。なにとぞご了承ください。


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年09月06日

インフル脳症、こんな行動に注意 新指針【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


幼い子を襲い、発症すると救命が難しいインフルエンザ脳症の新ガイドラインを厚生労働省研究班がまとめた。最新の治療のほか、異常行動の例や症状の分類などを詳細にし、見逃しを防ぐ工夫を凝らした。患者への対応にとどまらず、脳症で子を失った親への調査に基づいて、家族へのケアのあり方を詳しく掲載しているのが大きな特徴だ。

 前日まで元気だった子が突然意識障害に陥る病気で、死亡もまれではない。通常のインフルエンザでは、脳症は年間100~200人が発症し、うち9%が死亡すると推計されている。命は助かっても脳の障害が残ることもある。新型での脳症発症率はまだ分かっていないが、研究班によるとすでに全国で少なくとも10人が発症している。秋以降の流行拡大で急増する懸念がある。

 ガイドラインは「父を『お姉ちゃん』という」「話そうとするが言葉が出ない」「理由もなく『こわい!』と叫ぶ」など、脳症の早期診断に重要な異常行動の実例を多数挙げた。子どものインフルエンザ診療の最前線である診療所に対しては「確信が持てない場合は、より高度な診療ができる医療機関へ紹介する」と書き、見逃しを防ぐよう注意を促している。

 治療法は、呼吸や血圧などの維持が脳損傷を防ぐのに最重要としたうえで、タミフルなどの薬剤や低体温療法などを科学的な根拠の有無と併せて紹介した。

 また、突然、子を失い悲嘆する家族を支える「グリーフ(悲嘆)ケア」を脳症医療の重要課題の一つに位置づけ、「可能な限り、患児を抱きしめる機会を確保する」「カルテはかけがえのない遺品であることを認識する」など、医療者の望ましい対応を挙げた。

 主任研究者の森島恒雄・岡山大学教授は「新型も、脳症を起こす仕組みは同じと考えられる。新ガイドラインで、少しでも早く脳症を見抜き、適切な治療を始めることができれば、救命につながる」と話している。(編集委員・中村通子)

■インフルエンザによる異常行動の例
・高いところから飛び降りようとする
・夜間に包丁を持って家族を襲おうとする
・居るはずがない家族、友人、知人がいると言う
・大声で叫んだり、奇声をあげたりする
・知っている単語を意味なく繰り返す
・突然、歌をうたう
・舌を何度も出すなど、無意味な動きをする
・理由もなく笑う、泣く、叫ぶ、怒る、暴れる
・視点が定まらず、喜怒哀楽の表情がない
・何でも口に入れてしまう
(厚労省研究班のガイドラインから)
(2009年9月4日 朝日新聞)



 インフルエンザの場合、脳症を発症してしまうと、致死率も高く初期の対応が重要であることは言うまでもありません。そこで自宅でも家族(特に小児)の行動に注意を払い、インフルエンザ罹患時の注意点を厚生労働省がガイドラインとしてまとめております、これからの流行期であろう秋から冬にかけて、身を守るために備えあれば憂いなしです。

 尚当院では、インフルエンザ等の感染症が疑われる患者さんには隔離室で待機していただきマスクの着用をお願いしております。ご了承のほどよろしくお願いします。



西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年08月16日

新型インフル死者で首相「冷静な行動を」【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


麻生首相は15日、新型インフルエンザ感染者の国内初の死亡確認を受け、「政府は、秋と冬に向け、医療体制やワクチン接種体制の整備などに鋭意取り組んでいる。国民の皆様にも、国や地方自治体の情報をよく聞き、警戒を怠らずに冷静な行動をお願いしたい」との談話を発表した。
(2009年8月15日 読売新聞)



 例年ですとインフルエンザの流行期は早くても11月頃ですが、今年は、1医療機関当たりの報告数が、最新の1週間は0.56人(1人を超えると流行状態にあるとされます)だそうです。昨年の同時期は0.01人だったので、異例の多さということがわかります。

 亡くなられた沖縄の50代の男性は慢性腎不全で人口透析を受けており、今回のように持病のある人は重症化する可能性が高まります。厚生労働省も改めて発表していました通り、病原性が強いものに変異したわけでもないとのことですが、秋冬の本格的な流行シーズンを前に、改めて注意が必要です。


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年07月13日

米の新型インフル、死者211人…【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


米疾病対策センター(CDC)は10日、米国の新型インフルエンザ感染者が、今月2日の前回集計より3344人増えて3万7246人、死者が41人増えて211人になったと発表した。
 米政府は8月の臨床試験の結果を踏まえ、早ければ10月中旬に新型用ワクチンの接種を始める準備を進めている。高齢者は感染しにくいと見られるため、子供や持病のある人、医療従事者、妊婦などの高リスク集団を優先的に接種する方針だ。
(2009年7月11日 読売新聞)



 新形インフルエンザ報道も日本ではすっかり落ち着いた感がありますが、アメリカでは211人にまで死者が増えたようです。すでに厚生労働省は新型インフルエンザ用ワクチンについて、国内企業では計3000万人分の製造能力しかないため、海外から約2000万人分を購入する方針を明らかにしています。

 只今夏真っ盛りの炎天下ですが、我が国でも特に秋口にかけてしっかり他国の情勢を踏まえ、対応できるよう、万全の準備が必要ですね。


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2009年05月23日

新型インフルエンザについて【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。

皆様ご承知の通り、西宮市及び芦屋市にて上記感染が確認されております。
 発熱など少しでもインフルエンザを疑う患者さんに関しましてはご不便をおかけしますが、診察時間をずらして診療をしております。ご不明な点は当医院まで。何卒ご了承下さい。



西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2009年05月23日

新型インフル患者数「新規発症は減少」厚労省【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


厚生労働省は23日、神戸市で初めて新型インフルエンザの国内感染が確認されて以来1週間の患者数の推移を公表し、「ピークは20日で、ここ数日は新規の発症者が減ってきた」との見方を明らかにした。


 公表したのは、感染確認日ごとの国内の新規患者数の推移(検疫時の発見は除く)。神戸市で初めて患者が見つかった16日は8人だったが、兵庫県や大阪府に広がった17日は50人を突破。19日にはいったん47人に減ったが、20日には77人に達し、その後は21日が27人、22日20人、23日14人(午後4時現在)と落ち着きを見せている。

 新型インフルエンザ対策推進室の難波吉雄室長は減少の原因について「(兵庫県や大阪府などが取っている)休校措置が一定の効果を上げている」と分析。しかし、学校が再開される25日以降は「患者の広がりについて改めて状況を見極める必要がある」と指摘した。

 一方、大阪府が公表した発症日ごとの新規患者数によると、一番早いのは10日で、その後急増し、17日の29人をピークに減り始めたという。

 橋下知事は「府内の感染者が初めて把握された17日時点で、すでに相当な人数が感染していたことがはっきりした」と語った。

(2009年5月23日20時33分 読売新聞)



 この週末が終わると西宮市、芦屋市でも1週間ぶりに学校が再開する予定です。新型インフルエンザ患者数は減少傾向にあるとはいえ、まだまだ今後の経過をしっかり見守る必要がありそうです。

 平日は普段は子供たちの声でにぎやかな樋之池町界隈もここ1週間は学校が休みでしんと静まり返ってましたから・・医院内のマスクも予備であってなんとか助かりました。
週明けから普段通りの生活にもどれますように。



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2009年05月17日

マスク着用・手洗いうがい 国内流行、予防策【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


新型インフルエンザといっても、予防策は季節性インフルエンザと大きくは変わらない。

 ウイルスは主に患者のせきやくしゃみのしぶきを通じて広がる。そのため、マスクの着用や帰宅時の手洗い、うがいは基本だ。特にマスクは自分への感染を予防するだけでなく、自分が感染した場合、他人への感染拡大の防止にも役立つ。マスクは「不織布製」が推奨されている。

 手洗いも、ドアノブや手すりなどを触った手で食事したり目をこすったりして感染するリスクを軽減できる。せっけんを使い、最低15秒以上が望ましい。

 せきやくしゃみのしぶきが飛ぶ範囲は1~2メートルといわれており、繁華街や人込みは極力避けるべきだろう。満員電車も感染リスクを高めるため、政府は時差通勤・通学や自転車の利用などを呼びかけている。



(5月17日 産経新聞)


 阪神間で感染が拡大しております。神戸市、芦屋市、豊中市等の学校も臨時休校をきめ、西宮ももはや対岸の火事ではありません。
 
 既報の通り弱毒性のウイルスで抗インフルエンザ薬が効果ありますので冷静に対応することが肝要です。従来の季節性インフルエンザ同様、手洗い、うがいを心掛けましょう。厚生労働省の通達ですが「発熱や咳などのインフルエンザ様症状が見られた場合には、まず「発熱相談センター」に相談のうえ、「発熱外来」を受診する。」となっております。万が一に備えて下記貼っておきますが、なにはもとより予防第一です。

お問い合わせ
西宮市保健所 健康増進課 0798-35-0236

芦屋市健康福祉事務所 地域保健課 0797-32-0257


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2008年12月20日

流行はタミフル耐性 米国のインフルエンザ【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


米疾病対策センター(CDC)は19日、この冬に米国で流行が始まったインフルエンザの主流は、治療薬タミフルが極めて効きにくい耐性ウイルスであるとして、医師向けに注意喚起した。
 患者から分離されたウイルス50試料のうち、49(98%)で耐性が確認された。このウイルス型がどの程度広がるかは不明だが、タミフルを大量に使用している日本では特に警戒が必要になりそうだ。
 CDCによると、流行を始めたインフルエンザA型の「H1N1」と「H3N2」、同B型の計3種のウイルス型のうち、ハワイや米南部テキサス州などを中心に「H1N1」が最も多く、検査した試料中98%で耐性が確認された。
 リレンザなどほかの治療薬の効果はあることから、H1N1の感染が疑われたら、リレンザか、タミフルと旧来の薬の併用を勧めている。対策に最も効果的なのは予防注射だとしている。
(2008.12.20 産経新聞)


 改めて申し上げますが、アメリカでの話です。

 抗生物質を含め、薬の使用が増えると耐性菌の出現で、従来の薬が効かなくなってしまいます。

 とは言いましても日本でも島根県で一部タミフル耐性ウイルスが検出されており、対岸の火事ではすませれない状況です。我が国では従来よりタミフルの使用料が他国と比較して多いため、当院でもその状況を踏まえ、タミフル耐性には十分注意を払い診療体制を整えていきたいと思います。



西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

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2008年12月17日

インフルエンザ、早くも「流行入り宣言」【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


国立感染症研究所は17日、全国約5000の医療機関から報告された今月1~7日のインフルエンザ患者数が、流行開始の目安となる「1定点(医療機関)当たり1人」を超え、1・62人になったと発表した。

 1987年の調査開始以来、3番目に早く、厚生労働省も「流行入り」を宣言し、注意を呼びかけている。
 都道府県別にみると、山梨4・19人、山口4・08人、福井3・88人、兵庫3・77人、北海道3・21人の順に多く、25都道府県で1人を超えた。今季は10月上旬から増え始め、前々週(11月17~23日)が0・56人、前週(24~30日)が0・83人と急増していた。感染研の安井良則・感染症情報センター主任研究官は「子供の割合が多く、学校から家庭に流行が広がる」と、ワクチン接種など早めの対策を呼びかけている。
(2008年12月17日 読売新聞)


 多くの人数の集まり、密閉された空間である学校、会社、映画館などでは集団感染となりうる環境であり、インフルエンザの予防接種は必須と考えられます!

 接種しても抗体の効力が発生するまで3週間前後かかるため、年内の接種が好ましいでしょう。
 特に兵庫県でも国立感染症研究所が注意報を出しています。予防が第一ですのでうがい、手洗いが基本ですが更に重要になりますね。



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Posted by 梅岡耳鼻咽喉科クリニック at 21:32Comments(0)インフルエンザ 耳鼻科

2008年11月09日

タミフル服用でけが増えず、レセプト分析【インフルエンザ】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


インフルエンザ治療薬タミフルを服用した子供が異常行動により死傷した問題で、国立保健医療科学院の研究グループは、タミフルを飲んだ、10歳代のインフルエンザ患者の方が、タミフルを飲まなかった患者よりも、受診後3日以内にけがをする頻度が低かったとする研究成果をまとめた。

 七つの健康保険組合(被保険者数延べ約88万人)の診療報酬明細書(レセプト)を分析した成果で、東京都内で開催中の日本薬剤疫学会で8日、発表した。

 研究グループでは、「タミフルを飲まなかった子供は症状が重く、高熱によるめまいやふらつき、異常行動などが起き、けがをする頻度が高いのではないか」とみている。

 岡本悦司・同院室長によると、2003年から07年にかけて、七つの健康保険組合を調査。その結果、インフルエンザで診療を受けた10歳代の患者は2万7004人いた。

 タミフルを処方されなかった患者は1万5177人で、受診後3日以内に17人がけがをしており、けがの発生頻度は0・112%だった。タミフルを処方された患者は1万1827人で、6人がけがをしていた。けがの発生頻度は0・051%で、処方されなかった子供の約半分だった。

(2008年11月9日  読売新聞)


 めっきり寒くなってきましたね。いよいよ紅葉も色づくころになりました。急激な気温の変化による体調不良にご注意ください。

 徳島では既にインフルエンザで学級閉鎖も出たようです。例年、1月から2月にかけてが一番猛威をふるうインフルエンザですが、従来10代の異常行動が、タミフルとの関連性を問われていましたが、今回大母集団での調査が発表されました。

 私自身、タミフル服用後の有用性は外来診療において肌で感じていますが、保護者の方々が慎重になられるお気持ちも重々わかります。この冬も昨季同様に、臨床症状、検査所見も含めてしっかり御説明したうえで投薬の可否を考えていく必要がありそうですね。

 もちろん罹患しないのが一番です!当院でも予約にて予防接種を実施しております。お気軽にご相談下さい。



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