2008年12月20日

マイコプラズマ肺炎にご注意!高熱とせき、市販薬効かず【肺炎】

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。


インフルエンザが流行する一方、高熱や激しいせきが長く続く「マイコプラズマ肺炎」にかかる人も増えている。市販薬は効かず、治療が遅れると重症化する恐れもあり、専門家は注意を呼び掛けている。

 国立感染症研究所(東京)によると、定点観測している全国約450の医療機関から報告された患者数は、11月10日から今月7日までに857人で、昨年の同じ時期より96人増えた。

 病原体は「肺炎マイコプラズマ」と呼ばれる細菌の一種。気管支で増殖し、炎症を引き起こす。感染すると高熱が出て、乾いた激しいせきが長く続くのが特徴だ。同研究所の荒川宜親・細菌第2部長は「晩秋から春にかけて流行する傾向がある」と指摘する。

 せきのしぶきでうつるため、学校や会社などで集団感染するケースが多い。治療が遅れると、体力が弱い幼児や高齢者は死亡する恐れもある。予防には手洗いやうがい、マスクをすることが有効という。
(2008.12.20  産経新聞)


 近年、細菌性肺炎が激減した中で肺炎全体に占めるマイコプラズマ肺炎の比率は高まっています。学校などで集団発生することもありますが、頑固な咳が主な症状となります。基本的なことですが、冬の感染症対策は手洗い、マスクがとても重要になります。  
 
 日々の外来でも最近は咳が止まらない患者さんが多く・・・これからますます寒くなります、師走で忙しいことと思いますが、年末にむけ体調を整えておきたいものですね!!


西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック

医院ホームページ:http://www.umeoka-cl.com/
梅岡耳鼻科 レーザー治療専門サイト:http://www.umeokaentclinic.com/

住所:兵庫県西宮市樋之池町22-2
TEL:0798-70-3341
最寄り駅:阪急甲陽線 苦楽園口駅


Posted by 梅岡耳鼻咽喉科クリニック at 23:19│Comments(0)肺炎 西宮
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